インドネシア入国ホテル隔離不要
インドネシア政府による入国規制の変更についてージャカルタ、スラバヤ、バリなどの入国可能ポイントから入国の際、2回以上のワクチン接種済の場合、PCR検査は空港検査1回のみで、ホテル隔離が不要となりました。
インドネシア政府は3月23日付けの通達(第15号)を発出し、外国人の入国に関する規制を一部変更する措置を発表しました。この措置は同23日から適用され、追って定められる期限まで有効とされています。
この通達により、2回以上ワクチンを接種している場合や、健康上の理由で未接種であるとの出発国の国立病院発行の診断書を携行する場合は、PCR検査は空港での検査1回のみとなり、ホテル隔離は不要とされました。また、18歳未満は、ワクチン接種証明書の提示は不要とされました。
今回発表された従来の規制からの主な変更点は以下のとおりです。
1,入国ポイント:ロンボク島のザイヌディン・アブドゥル・マジッド空港が追加されました。
a.空港
スカルノ・ハッタ空港(ジャカルタ)
ジュアンダ空港(スラバヤ)
ングラ・ライ空港(バリ)
ハン・ナディム空港(リアウ州バタム島)
ラジャ・ハジ・フィサビリラ空港(リアウ州ビンタン島)
サム・ラトゥランギ空港(北スラウェシ州マナド)
ザイヌディン・アブドゥル・マジッド空港(ロンボク島)
2,政府が定めた健康プロトコルに従って、到着前にアプリ「ペドゥリリンドゥンギ(PeduliLindungi)」をダウンロードし、ヘルス・アラートカード(e-HAC)に入力すること。
3,18歳未満は、ワクチン接種証明書の提示が不要となりました。
4,入国時に、新型コロナ感染症の治療・入院が必要になった場合に指定されるインドネシア国内の病院の入院・治療費及び病院への移送費などをカバーできる医療保険(最低補償金額は地方政府等が定める。)の加入証明書の提示が必要です。
5,2回以上ワクチンを接種している場合や、健康上の理由でワクチン未接種である旨の出発国の国立病院発行の診断書を提示できる場合は、入国後のホテル隔離は不要となりました
6,保護者が同伴する18歳未満の子どもは、子どものワクチン接種の回数に関わらず、同伴する親・保護者への措置が適用されます。(ホテル隔離なし)。
7,ワクチン接種回数が1回以下の場合には、5×24時間のホテル隔離が必要です。(ただし、18歳以上の外国人は、入国に際して2回以上のワクチン接種証明書が必要。)
8,入国時の手続き
①到着後PCR検査を受ける
②入国書類と税関書類の審査
③手荷物の受け取りと消毒
④ホテル又は自宅に直行
⑤ホテルなど宿泊施設又は自宅の部屋でPCR検査の結果を待つ。
⑥PCR検査結果が陰性を示す前に、ホテルの部屋、宿泊施設の部屋、または住居を離れることは許可されておらず、また、他者と交流することも許されません。
⑦到着時のPCR検査結果が陰性であれば、通常の活動が可能です。但し、入国後14日間は、症状の有無について自主的に健康観察を行うことが推奨されます。
9,到着後2回目のPCR検査は不要となりました。